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友達からの手紙 見切り千両

友人からの手紙

一抜け : OfficePascal



 原発大手のGE・CEOがフィナンシャルタイムズに、原発コスト増は、発電手段とし
ての原発の経済性を否定するものだ、と語った。インタヴューの語り口は、重電エネ
ルギープラント大手メーカーとして、原発の将来性に見切りをつけている口吻。天然
ガス価格の下落、太陽光、風力プラント価格が急落していることを背景に上げてい
る。商業ベースでみると福島後のExtra電源増強、Extra safeguardsの規制が加わり
現状でも採算を破たんさせているのに新規原発の建設などトテモということらしい。
フィンランド、仏の2基の新規原発がコスト超過で立ち往生している現実に加え、英
では原発建設に投資家が興味を示さないから作ろうにも先立つものがナイ状況があ
る。金欠の英財政にあっては、公的補助など政治的にも許されないからなおさら原発
には逆風。ちなみにGEの原発プラント部門の売り上げ(日立との合弁事業)は全体の
1%以下。天然ガスで食えるUSだからソンナ呑気なことをという反論に対してもCEO氏
は世界どこでも同じ事情だと断言している。「石油会社の友人経営者一様に・・・」
という言い方。ナゼ、中東、アジア諸国が原発に血道を上げるのか。FTは触れていな
いが、インドで起きたように核兵器開発とのパッケージに他ならない。国連監視組織
(IAEA)がほとんど機能しない世界で、原発とは一企業が付き合ってられる市場では
なくなったということだろう・・・

この暑い夏でも電気がなくて大変という騒ぎはない。日本のエネルギー政策を大転換し脱原発を宣言しそれと同時に次のエネルギーの開発に乗り出すべきでしょう。まさに見切り千両とはこのことと思います。

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コメント

「原子力の平和利用」や「原子力発電は二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーです」などの謳い文句を真に受け、
誤った原子力政策を続け、福島の事故を招いた原発推進派の政治家や官僚は反省し責任を取らなければなりません。

経済的合理性や軍事的合理性を無視し、莫大な予算を投じて狭い日本に多数の原子力発電所を建設した事に果たして何の意味があったのでしょうか?

投稿: 平田出雲 | 2012年8月10日 (金) 00時06分

平田出雲様
本当に仰る通りですね。

投稿: 景山俊太郎 | 2012年8月13日 (月) 06時51分

一刻も早く日本の電力行政を抜本的に再構築しなければいけません。
このまま電力不足が続けば、日本の製造業は手痛い打撃を受ける事に繋がり兼ねない。

投稿: 平田出雲 | 2012年8月18日 (土) 23時06分

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