« 今日は震災から1年3カ月、月命日です。 | トップページ | 少し留守をいたしました。 »

シリア情勢 虐殺の国

アラム語支配の時代にさかのぼるイスラム聖典コーランの発祥地とみられるシリアの宗派(宗教)分布は、支配宗教Alawiteを含むシーア系(イラン系)が21%、アラブ・スンニ系(サウジ・メッカ系)66%、キリスト教10%。イスラム少数がイスラム多数を支配する構造は、隣国イラクと比率で同等、宗派で逆転しているが、いずれもシーア本家のイランの影響下にある点で共通する。積年の支配層へのウップンがアラブの春に乗じて爆発したと言えばもっともらしいが、拠って来たる動機が中東特有の対立パターンである武器供与支援の後押しによる蜂起であったことは想像しやすい。

 4月の虐殺事件は、間接情報ながら現地のキリスト教聖ヤコブ修道女がオランダ教会報に語った証言が生々しい。シーア教徒、キリスト教徒の一家多数を一カ所に集めダイナマイトで吹っ飛ばした。犯行は、反乱スンニ暴徒が政府軍の蛮行にカムフラージュしたという。大使追放キャンペーンの理由となった5月末のHoula虐殺は、人口の90%がスンニの街で少数Alawite宗徒をスンニ系暴徒が襲撃、婦女子殺害に至った模様を独紙は伝えた。

 アサド政権支援国ロシアは盟友である以上に事実を知っていたからUN安全保障理事会で制裁に反対した。それを知りつつ坊主(イラン)が憎い欧米共に袈裟(アサド・シリア)イジメに走っているというのがシリア紛争のストーリーだろう。宿敵イランの敵は味方であるからスンニアラブもここぞとばかり支援に余念ない。2回コールドゲーム(イラク、アフガン)のボロ負け寸前にあるUSチームは逆転ホームラン(一大決戦)を夢見ている・・・

私の友人からの情報です。

去年シリアをおとずれていた時、気がついたのはスーパーの地下のフェースブックの店に若い人が並んでいたことです。

|

« 今日は震災から1年3カ月、月命日です。 | トップページ | 少し留守をいたしました。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

宗教戦争は終わりがないから悲劇だ。だけど日本の宗教は一部の
政宗だから、まだ人間の正しい心が宗教家に戻り、何が正義かわかり、政治をもうちょっとサイドから見る余裕ができれば日本はいちっ気に変わるとおもいせんか

投稿: | 2012年6月13日 (水) 07時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517932/54947674

この記事へのトラックバック一覧です: シリア情勢 虐殺の国:

« 今日は震災から1年3カ月、月命日です。 | トップページ | 少し留守をいたしました。 »