« 有名な田老津波防波堤も完全にやられました。 | トップページ | 出雲の文化についての講座に出席しました。 »

有識者からの警告

我が国の周囲にはまだ動いていない巨大地震の想定地域はまだたくさん残っている。今回動いた震源地域のすぐ北側には、三陸沖北部の震源域が残っている。ここは六ヶ所村再処理工場と東通原発がある。南側には房総沖の震源域が残っていて、これが動けば首都圏直下型の大震災を避けることはできない。さらにその西方には、東海地震、東南海地震、日向地震などの震源域が連続しており、宝永地震ではこれがすべて連動して動いたことが記録されている。原発震災の最も恐れられる結末は、東海地震の震源域のど真ん中に乗っている浜岡原発の崩壊から始まる。首都圏、中部圏、関西圏など、日本の経済活動の根幹が、浜岡原発の事故により崩壊することになる。今回全炉停止にしたのは正しい決定だった。止まっていても使用済み核燃料が残される限り、安心は得られない。

これらプレート境界型の大地震により、若狭湾や中越地域の巨大断層が連動して動きだす懸念は、ぬぐい去ることはできない。日本海側の原発が事故を起こした場合は海洋汚染も陸上の汚染も今回の福島とは比較にならないほど大きなものになる。この機に及んでまだ原発を止めることができないでいる。原発を止めても電力会社は倒産しないし、この国は破産しない。しかし、また再び原発事故が起これば、国家財政の破綻と電力業界の崩壊を避けることはできないし、日本人は日本のどこにも住むことができなくなる可能性がある。この/単純なことがこの国を動かしている人に通じないのか。(藤田祐幸元慶応大学助教授)

|

« 有名な田老津波防波堤も完全にやられました。 | トップページ | 出雲の文化についての講座に出席しました。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

今後、大きな地震が起きたら、高速で走行中の新幹線の脱線事故を心配するよりも・・・・。全国の原発の一基でも事故ったら、日本は間違いなく「沈没」です。
そして、その可能性が極めて高いのに、為政者はいたって「ノー天気」です。
浜岡原発も「総理の言葉は重い」等と云うものの、3年後の再開の確約もあるし、それまでは、国の指示に従ったから手厚い助成金をおねだりするのは確実でしょう。したたかな企業根性が丸出しというところでしょうか。
二度まで原爆を投下されて放射能の恐ろしさを他のどの国よりも知っているはずの我が国ですが、一体あと何基ほど原発事故が起きれば目が覚めるのでしょうか?
いずれにしても、遅かれ早かれ日本は終わりですね。今更、イタリアやドイツやニュージーランドにでも逃げる元気はありません。
恐ろしいことです。悲しいことです。

投稿: 掛合の田舎っぺ | 2011年5月29日 (日) 20時42分

掛合の田舎っぺ様
貴兄のおっしゃる通りです。とても浜岡は二度と稼働するのは不可能でしょう。

投稿: 景山俊太郎 | 2011年5月30日 (月) 12時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517932/51774077

この記事へのトラックバック一覧です: 有識者からの警告:

« 有名な田老津波防波堤も完全にやられました。 | トップページ | 出雲の文化についての講座に出席しました。 »