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司馬遼太郎記念館

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司馬遼太郎さんの本を読みますと、最後のぺージに「司馬遼太郎記念館」への招待として自宅と隣接地に建てられた安藤忠雄氏の設計の建物で構成されているのが書かれています。私は以前から一度訪れたいと思っていましたが、その機会を得ることができました。場所は大阪の八戸ノ里にあります。閑静な風紀地区という感じの町の中にありす。まず驚いたのはそんなに大きくはありませんが、四季折々の変化を見せると思われる雑木林風の庭に入りますとセミや鶯の鳴き声がします。多分テープを流しているのだろうと思いましたが、そうではなくて本当にセミが、鶯が鳴いているのです。見渡すといろいろな鳥が来ています。記念館は高さ11メートル、地下一階から地上2階までの三層吹き抜けの壁面に資料本や自著本などの2万余冊が収録されているのは目を見張リます。

司馬遼太郎先生の書物は歴史であり、国のかたちであり、街道をゆくで示されたような文化であり、人の生き方、精神の感じ方です。「坂の上の雲」「龍馬が行く」「飛ぶが如く」をはじめとして明治の群像はとにかく面白く、現代に通じるところが多い。

館内にはどの小説にも注がれた以上に力を入れて書かれた『二十一世紀に生きる君たちへ』の額が掲げられている。そして訪れた人たちは皆、感慨をもって読んでいかれる。

その出だしは『私は、歴史小説を書いてきた。もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。歴史とは何でしょう、と聞かれるとき、『それは大きな世界です。かって存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです』と、答えることにしている。これからはインターネットをひいてみてください。

司馬遼太郎先生は1996年に亡くなっています。21世紀を見ずに、しかし21世紀を一番心配されていたと思います。

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コメント

丁度、「空海の風景」を読んでいて、この記念館があることも本の最終ページで知りました。
大阪のその地は司馬さんにとって、どういうゆかりの地なのですか?
よく、未来は歴史に学べということを言われますが、人類がそうそう変わるものではないという前提ですね。

投稿: yumiyane | 2010年7月15日 (木) 13時41分

yumiyane様 司馬さんは大阪生まれで、晩年記念館のある街が好きでお住まいになっていたからだそうです。

投稿: 景山俊太郎 | 2010年7月15日 (木) 14時12分

良い旅をしてらっしゃいますね。
http://www.geocities.jp/makingbrw/nr/n.html
今後の旅の参考にしていただければと思います。

機会があれば是非「司馬遼太郎記念館」へ行ってみたいものです。

私が十年近く前に行った「北九州市立松本清張記念館」もよかったですよ。
http://www.kid.ne.jp/seicho/html/index.html

投稿: 旧頓原町出身の某 | 2010年7月17日 (土) 20時54分

旧頓原町出身の某様 いろいろご指導ありがとうございます。

投稿: 景山俊太郎 | 2010年7月18日 (日) 20時16分

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