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時代は決して後には戻りはしません 新しい日本の形を期待しています

時代は決して後には戻りはしません。我々は過去にいろいろ学ぶことがあります。例えば明治維新後です。明治維新の最大の功労者といわれるのは西郷隆盛です。しかし西郷は征韓論で同志であった大久保利通と対立し、薩摩に帰りました。多くの西郷を慕う人たちも東京から薩摩に帰り、私学校をつくりました。西郷はロシア南下の際はこれらをもって兵となしロシアとの闘いに備えようとしましたが、大警視川路利良は太政官政府に反対して蜂起するのではないかと疑い、西郷暗殺のために密偵を薩摩に送りました。これに対して血気にはやる私学校側は西郷を担いで西南戦争へと暴発しました。結局西郷は反政府側として城山で命を落としました。それに先立、元参議江藤新平は佐賀に帰り、反政府の象徴となり、佐賀の乱が勃発し、その敗北とともに大久保利通により殺されてしまいます。その大久保も明治11年、東京紀尾井坂で凶刃に斃れ、明治10年前後に西郷、大久保、木戸の維新の三傑は皆死に至りました。激動の時代は終わりましたが、決して江戸幕府に帰ることはありませんでした。明治はその後、中江兆民によるルソーの民約論の影響等を受け、自由民権運動なども起こり、民選議院設立建白書などにいたり、新しい国家創造のため伊藤博文、板垣退助、大隈重信、山形有朋などの人たちに受け継がれ、明治憲法もでき、明治23年の国会開設へと進んで行きました。。そして坂の上の雲へと進んでいくのです。

今の日本の政治も混迷を深めていますが、決して昨年の8月30日以前に後戻りすることはありません。時代は先に進み混迷の中から新しい日本の形が必ず出てくることを期待しています。

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コメント

はじめまして、我が国の一有権者の者です。島根県には、親族が住んでおります。

ご指摘のとおり、日本の政治の現状は、混迷の中にありますが、幕末や明治が今とは異なるのは、自主・独立を守る、というひとつのコンセンサスだけは、立場こそ違えども、対立するすべての当事者が見失わなかったことではないかと思われます。

残念ながら、旧社会党崩れを大いに包含する政権与党の民主党には、国の自主・独立というコンセンサスすらも持っていない人々が大勢います。そのような民主党から、明治の元勲たちに比せられるような政治家が出てくることを、一国民として、期待しても良いのでしょうか・・・?

先生のご見解を教えていただければ幸いです。

投稿: 一国民 | 2010年2月 8日 (月) 08時19分

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