« 興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展 | トップページ | 発展著しい上海 万博を控えて »

今の田舎の農業

Img_2190

今年も連休が明けて周りを見れば農家の皆さんは整然と田植えを終えています。世のマスコミは不景気だから農業参入だとか言って、ごく一部の良いところの例をとりあげて、いかにもといった報道に明け暮れている。政治はやれ減反廃止だ、選択制だ、農家の個別保障だといろいろスローガンはあげているが単なる選挙対策にしか見えないのは何とも情けない。今年も去年となんら変わることなく連休が終われば同じ光景。いやいや農村に確実に変化が訪れています。少子高齢化により農業労働力は毎年、毎年減少しています。畜産だけ見ても、私の住んでいる集落は昔は全農家に牛は飼われていました。今は牛は一頭もいません。牛の値段は採算ベースに乗っていませんし、働けば働くほど損をするのが現状です。多分ごく普通の農業風景はこうだと思います。いくら都会で派遣ぎりがあったのだから田舎に帰っての農業をやれと言っても重労働で、やったほど成果の上がらない農業に取り組む人はほとんどいないといってもよいでしょう。お米は今60キログラム(昔の一俵)1万4千円、10アール当たり10俵とれたとしても14万円、1ヘクタールで140万円にしかなりません。多分純利益は半分の70万円は無いと思います。これで1年の生活をやれと言っても絶対に無理です。農家は昔は1ヘクタールか2ヘクタール作れば1年の生活はなったものです。それに農村にも他に勤め場があり、兼業で十分やれたのに、今は勤めるところも次第次第に狭められています。選挙前になれば甘いことをいう政治に皆さんまたかといって慣れ切っています。自給率50%だとか何とか言っていますが、こんなことで達成できるはずありません。将来の田舎の農業のためにもっと考えてみたいと思います。

|

« 興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展 | トップページ | 発展著しい上海 万博を控えて »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

やはり、農業を盛り上げていくためには、何といっても、国民一人ひとりの食生活への関心を高め、とにかく身近にある旬のものをたくさん食べるという食習慣(地産地消)を身につけてもらわないことにはどうしようもないと思います。ここに食育の大切さがあるとも思います。
食育とは、さまざまな食の経験を通して、未来を担う子どもたちには知育・徳育・体育の基礎づくりとして、成人にとっては、生活習慣病予防と健康づくりのための知識と実践方法を学び、健全な身心を培い、豊かな人間性を育み、生涯にわたって健全な食生活が実践できるよう、「食の知識」と「食を選択する力」を身につけることだと思います。
明日は、三刀屋のMOA健康生活館において午後1時30分より「食育セミナー」を開催いたしますので、ぜひご夫婦で、お友達もたくさんお誘いあわせいただき、ご参加くださいませ。

投稿: K.Nakamura | 2009年5月14日 (木) 09時15分

コメントありがとうございます。食の大切さをご指導いただきありがとうございます。この間の添加物のお話からいつも気をつけております。明日は申し訳ありませんが、出張の予定があり失礼します。

投稿: 景山俊太郎 | 2009年5月14日 (木) 20時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517932/44948300

この記事へのトラックバック一覧です: 今の田舎の農業:

« 興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展 | トップページ | 発展著しい上海 万博を控えて »