突然に54号の三刀屋拡幅凍結問題が起こりました。国土交通省は全国600か所を調査し、そのうち18箇所だったと思いますが、費用対効果との基準に満たないとかいう理由で現在進行中の工事を凍結するといって中断しました。地元の人はまさに寝耳に水といった感じで、怒り心頭に来ています。この問題は当時、相当に議論し地元合意のもとに始まったものです。幼子が無心に食べている卵焼きを意地悪な子供が横から奪うようなものです。雲南市の中でもっとも市街化地域として広がりをもって開発され、軌道に乗っている場所です。国の勝手な基準とかで上意下達の典型的な例でしょう。ここには地方自治とかこれまでの経過などということは一切考慮されていません。
悪く思えば,現在行政改革の問題が提示され、国の出先の統廃合が焦点になっています。国土交通省の広島整備局も当然対象になっていると思います。だいたい国への陳情は市町村から県、県から国へのシステムです。広島の整備局などを通すことはほとんどありません。そこで国土交通省は広島整備局が廃止されては困るものだから、忙しくしなくてはなりませんからこうした問題を提示し、市長をはじめ関係者を広島詣でをさせていかにも忙しく、権限もあるように見せかけているようにしか考えられません。自分たちの組織を維持するため地方をいじめているとしか思えません。
そもそも人間が住んでいる地方を費用対効果だけで推し量るなんて愚の骨頂です。明治の時代に全国に鉄道を敷きました。これを費用対効果で考えたらとても出来なかったと思います。今の日本の発展を考えたならば鉄道施設は大変な慧眼だったと考えます。国はちょっと考えが小さすぎるのではないですか。当然大臣は知っていたと思います。5月20日には地元の経済団体や住民組織など9団体が松江国道事務所に早期再開を求めに行かれました。もうそろそろ国土交通省も矛を収めたほうが良いと思います。
最近のコメント